「西蘭花通信」Vol.0532   生活編   〜執着を手放して:レイキ体験〜        2011年4月16日

このメルマガでも何度かご紹介しているセラピストのmiminetあきこさんが、 東日本大震災以降、幾晩も無料で遠隔(レイキを送る)や「お祈りひーりんぐ」を 行っていらっしゃいます。そういうものへの造詣がない私ですが、レイキ(霊気)とは代替療法やセラピーの方法として、ここ10年ほどの間に急速に普及してきたもので(2000年頃、移住前の香港にて主催していた勉強会で初めてレイキを知り感銘を受けた記憶があります)、手をかざすだけで痛みや不調を和らげることができるもの、と理解しています。
遠隔は遠い所にいる人にレイキを送るもので、身の周りでも送ったり受けとったりという事実を見聞してきましたが、私自身は未経験でした。遠隔は「エネルギーの電話」のようなもので、送る人と受けとる人が時間を決めるだけで、どこにいようと音のない電話が掛かってきます。多くの場合、受けとる側は即座に身体の変化を感じるようです。

あきこさんの不特定多数に向けた遠隔というものがどうなっているのか、また決められた時間に都合がつかなくても「最適な時間に届くよう設定する」ということも、私などには高度すぎて理解不能でしたが、レイキが電話だとすれば、「不特定多数は"テレフォン・カンファレンス"、最適な時間は"留守電"」ぐらいにサクっと理解して、あとは指定された日本時間の夜9時に送られてくるものを待ちました。

3月26日に初めて遠隔を受けとったときの印象は、なんとも不思議にして心が安らぐ、例えようのない体験でした。ベッドに入って(NZ時間では夜中の1時でした)レイキを待っていると、足指の先がポっと灯りでも灯るように温かくなり、その温かさが足の裏全体に広がったかと思うと、脚を伝ってどんどん上がってくるではないですか!

「えっ?なにコレ?これがレイキ?気のせい?いや、気のせいじゃない。ダメダメ、頭で考えてはダメ、感じるだけにしないと・・・・」
と頭の中で思考がグルグルしている一方で、脚の中では温かいエネルギーがグルグルしていました。温まった布団の中や適温のお風呂が誰にとっても気持ちがいいように、下半身がポカポカしている状態はとろけるような気持ちよさでした。 (この件はブログにもしましたので、コチラからどうぞ)

レイキの素晴らしさを一夜にして知ってしまた私は、3月末まで5日連続であきこさんの遠隔を受け続けました。興味深いことに毎晩受けとる感覚が異なり、二晩として同じ日はありませんでした。結果的には初日の夜が一番顕著で温かみが脚の付け根まで届き、その後も脚の中を巡っていたように感じましたが、それ以外の日は膝ぐらいまでだったり、踝までだったり、足の裏までだったりとエネルギーレベルの違いを感じました。

「受けとるときのリラックス度が違うのか、疲労度が違うのか?」
わからないなりにもその違いを考えてみました。疲労という点では月末にかけて仕事への集中度が高まっていた時期でもあり、一理ありそうでした。しかし、どうもピンときません。

4月に入り2週間ぶりに、今度はあきこさんによる「お祈りひーりんぐ」というお祈り系の遠隔(?)が始まったので、今回もさっそく受けとらせていただきました。レイキのときと同じようにベッドに入って待っていると、チリチリチリチリと夏のビーチで焼けた砂の上を歩いているように、足の裏が熱くなってきました。

足の裏がすっかり温まると、踝からふくらはぎにかけて温かさがジワジワと上ってきます。順番はレイキと同じでしたが、もっとゆっくりで、真っ暗な部屋で目を閉じているのに身体全体が白く反射しているような気がして、閉じた目の下の方もほんのり白んでいるように感じました。ビーチで白いビーチタオルの上に横たわっているかのようです。

今回のエネルギーは腿の半分まで届き、それ以上は動かずに、じんわりと脚全体を包み込んでくれました。初めてのレイキのときよりも気持ちに余裕があったせいか、受けとっている間も
「受けとります」
「受けとります」
と念じ続けると、さらに温かみが増すように感じられました。

「お祈りひーりんぐ」は翌日も行われました。今度は足の指先がチリチリし、前日のように足の裏全体から脚へ、という展開にはなりませんでした。それでもレイキ同様、深い深い眠りに落ち、翌朝の目覚めのよさは格別でした。普段から寝つきも寝起きもよい私ですが、一段も二段もクオリティーの高い眠りを経験することができました。被災地は言うまでもなく、日本全体が地震や放射能のことで浮き足立っているときに、ご自身の持てる才能を惜しみなく与うあきこさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
(つづく)

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「マヨネーズ」
長年介護が必要だった愛猫チャッチャ(享年18歳)が去年のクリスマスに旅立って早4ヶ月。1月の夏休みには移住以来約7年で2回目の家族旅行に出ました。子どもも17歳と14歳。そろそろ親と一緒に旅行する歳でもないので、ギリギリのタイミングです。

4月1日には結婚20周年を記念して、初めて子どもを置いて夫婦で1泊2日の旅行に行きました。昨日で1学期が終わったので、秋休みを利用して再び家族旅行へ。長男・温が「大学生になって家を出る前に」と、思い出作りモードに入っています。


(ステキ先のティティラウペンガのファームから見た大きな大きな虹→)



西蘭みこと 

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