2012年の「出来事ランキング」をお送りします。生涯指折りの盛りだくさんの年だったつもりでも、書き出してみると、
「へっ、これだけ？」
一つ一つのインパクトが大きかったのか、自分のキャパが小さくなっているのか？なんといっても「話題の人」は今年も長男・温（18歳）で、親は裏方でした。
注：（ ）内は2011年のランキングとその寸評。
１０位：旧友のNZ訪問
30年前に私の顧客として知り合った、旧知の友人の待望のNZ訪問。疾風のように現れ疾風のように去っていきましたが、ノースランドやタウポを周り、食べられるだけ食べ、話し、買い（友人が）、旧交を温めました。
（塀：トラブルメーカーのお隣がランキング入りしなかったことがグッド・ニュース？！）
９位：クライストチャーチ旅行
年後半から政府と自治体の青写真に沿った復興が緒に就いたので、復興が本格化する前の姿を見たいのと、次男・善（15歳）にも見てほしかったのとで、家族で行ってきました。被害の大きさ、復興の遅さは想像以上でしたが、現地の人たちの前向きさに救われました。
（シロちゃん＆グレちゃん：お隣の猫だった2匹。今年はさらに上位で登場です）
８位：会社再開
NZへの移住はロングターム・ビジネス・ビザという起業目的のビザを取得してきたので、移住前からオンラインで会社設立の手続きをし、ペーパー会社「さいらん商店」を立ち上げました。移住後はあまりにもビジネスの規模が小さく（笑）、休眠会社に。会計処理上の必要性から会社が復活。お互い、
「社長」
「代表取締役事務員」
と呼び合っています。
（みことの仕事：今や2件に減ってしまった取引先。新規もお受けしていないので現状維持）
７位：トンガリロ・クロッシング
キウイの「バケツ・リスト」（死ぬまでにやっておきたい事リスト）に必ず入ると言われるトンガリロ山（標高1968m）縦断。温が日本に行ったら、家族4人で行くことは絶対にないと思われ、私の提案で強行しました。やや渋々だった子どもたちにも、いい思い出になったことでしょう。善は40歳になったら再訪するそうです！（なんで40？）
（レイキ・ファースト：掌を通して行うセルフ・ヒーリングには日々助けられています）
６位：シロちゃん＆グレちゃん
愛猫チャッチャが逝って主がいなくなった庭を我が物顔で闊歩していた、お隣の猫シロちゃんとグレちゃん。お隣さんの引っ越しでとうとう、いなくなりました。楽しい時間とたくさんの思い出をありがとう。どこにいても元気で長生きしてね！
（夫のリーダーシップ：相変わらず仕事にレフリーに、夫・父親稼業にフル稼働中の46歳！）
５位：家族再考
日本で暮らし始めた温が年末に上京し、善もNZから合流して祖父母を訪ねる計画を立てていた矢先、私の両親から「年末に温くんに会うのはお断りします」という予期せぬ手紙。これを機に誰にも語る事がなかった自分の子ども時代の記憶が一気に蘇り、50代でこの問題を片付けるべきことを悟りました。この件はいずれメルマガで連載します。
（西蘭家散歩部：私の思いつきで始まった散歩部。2年目に入った今年も続いています）
４位：善が高校へ
NZは5年制の中高一貫校が一般的ですが、一応2年の中学部と3年の高等部に分かれていて、善は名実ともに高校生になりました。科目はすべて選択性でいやでも将来を考える時期。
「大学出ても半分しか仕事がないんだよ！」
と、NZの新卒雇用状況を今から嘆いています。
（旅行と外食：ますます子どもに相手にされなくなり、夫婦での外出率が高まっています）
３位：温の大学入学
2月からオークランド大学商学部に進学。高校の最終学年はカンタベリー大学の通信生もしていたので本人にとっては2校目。親にとっては、「制服もお弁当もない大学生になった！」と感無量（感動ポイントが低すぎる、というのは置いといて）。
（善の中学部卒業：ニキビ面、無口で無関心、無愛想なティーンエイジャー真っ只中！）
２位：投資物件購入
温の日本行きが決まる前から、見切り発車で始めていた賃貸向けの投資物件探し。半年かけ借金を負って、とうとう目標達成。子どもが巣立って行くタイミングとあって、向こうからやってくる「老後」が見えるようなリアリティーの中、新たな一歩を踏み出しました。
（温の菜食：肉ナシは今でも続いていて、日本では完全自炊。草食弁当男子です！）
１位：温の巣立ち 名古屋大学に入り9月から初めての日本暮らし・寮暮らしを始めた温。誕生が痛みと喜びだったとしたら、巣立ちもまた痛みと喜びでした。どちらも経験してみないことにはわからないもので、それぞれの後には別の世界が広がっていました。がんばり、今もがんばっている息子を誇りに思います。
（温の高校卒業：第1志望だった名大進学という形で実を結びました）
（一張羅のスーツで。温は一番右→）
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｢マヨネーズ｣
家にいなくても、温は相変わらず話題を提供してくれています。ワーワー話している親の横で不気味に鼻で笑っている、弟・善。
皆さま、良いお年をお迎え下さい。
西蘭みこと
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