「西蘭花通信」Vol.0621  生活編 〜大人生活〜                       2013年6月4日

前回の〜大人の休み時間〜を書いてふと思い出したのが、 ずっと前に目にして、なんとなく「お気に入り」に保存していた日経Web版の記事でした。探し出したら、1年以上前のだというのに、リンクが残っていました。ありがと日経!

「60歳までにやっておけばよかったこと何でもランキング」
(リンク切れご容赦下さい)というタイトルで、60歳以上の500人にこれまでの経験から「やっておくべきだったこと」と「やっておいてよかったこと」を尋ねてランキングにした記事です。以下ランキング。

『人間関係』
5位:子どもとのコミュニケーション
4位:人付き合いで無理をしない
3位:ボランティアや町内会など地域活動に参加する
2位:夫婦関係を大切にする
1位:仕事以外の特技を持つ

『健康』
5位:早寝早起き
4位:日頃からよく歩く
3位:野菜中心の粗食を心がける
2位:肌の手入れ
1位:腹八分目。大食い・大酒をしない

『お金』
5位:老後のレジャー資金の積み立て
4位:個人年金の加入
3位:退職後の仕事のためのスキルアップ
2位:年金で暮せるよう生活費を見直し
1位:貯金

『しておいてよかったこと』
5位:個人年金の加入
4位:年金で暮せるよう生活費を見直し
3位:病気・けがに備えての保険加入
2位:貯金
1位:持ち家確保(退職までにローンを完済)

この結果、どう思われますか?意外と「当たり前」のことの羅列で、ハッとさせられることがないのが、逆に奥深く感じます。わかっていてもできなかったからこそ、「やっておくべきだった」と、悔いになるのでしょう。このランキングを見る限り、私たちの60歳への準備は90%以上終了しているようで、もはや老後も同然です。夫はまだ40代なのに?!(笑) 

『人間関係』の「子どもとのコミュニケーション」や「夫婦関係」は移住という家族一丸となってのドラマを経験し、移住後は夫婦揃ってミジンコ零細在宅業に。勤め人時代とは比較にならないほど親子・夫婦でのコミュニケーションが増えました。これこそが移住の目的でもあったので、この点に関してはかなり意識的に臨んできました。「人との付き合い」はミニマムにして無理をしない一方、「ボランティア」や「仕事以外の特技」(夫はラグビーレフリー、私はボランティア活動)は細く長く続けています。

『健康』のウォーキングやランニング、粗食、腹八分目は数年越しで実行中。実質的には腹七分目に当たる1日2食で済んでいます。「肌の手入れ」は私の場合、40歳直前にすべてのメイクを止めたことが最大の貢献かと思います。アメリカでの調査によると女性はスキンケアで年間平均2kgもの石油由来成分を吸収しているそうで、肌だけでなく肝臓への負担も相当大きいでしょう。健康で長生きするために真剣にスッピンに取り組んでいます。

(今年に入って完全に習慣化した毎朝のグリーンスムージー→
旅行に行くときもスティックミキサー持参なほど気に行っています)


『お金』に関しては一家言ある方なので、ちょっぴり(いやかなり?)ランキングと違う方向性で、お金そのものを貯めるより(現金はインフレで目減りするので)、将来的にもお金を生む資産形成(株、債券、不動産投資)に邁進中。でも、任意の確定拠出型個人年金「キウイセーバー」は国民の貯蓄奨励のために、国がありえないほど美味しいスキームを提供しているので加入しています。スキルアップはリスクを背負っての投資で日々是精進。

そして最後まで残っている、いまだにできていない「早寝早起き」orz  毎年年頭の抱負に入って早幾年。
「いい加減に学ぶんだ、自分!」
という段階です。今日は早く寝ましょう。百点満天の老後準備、本格的な大人生活目指してがんばらねば。

待ってろ、老後!!

===========================================================================
「マヨネーズ」
「人付き合いで無理をしない」が3項目にランクインしていて、最多。人間関係で苦労されている人が多いんですね。なんとなく日本のA型社会を垣間見るような(←蚊帳の外のB型?)

日経Web版は夫婦で愛読中。事実を淡々と、しかし常に前向きに伝える姿勢が好きです。まぁ、経済なんて(経営にしろ投資にしろ)根っから楽観的でないと、
「やってらんない!」
って世界ではありますが(笑) 

今日大ウケだったのがコチラの広告。
(リンク切れご容赦)
「こんなのアリ〜?」
と腹筋が鍛えられるほど笑わせてもらいました。やるな、日経!

西蘭みこと 

ホームへ