2002年12月31日まで(写真をクリックすると大きくなります)


2002年12月28日 祝福の時

素晴らしい一日でした。今日は友人Sさんご夫婦の結婚式。昨日までの雨もカラリと上がり、二人を祝福するようなうららかな陽気。昨日は場所によっては4度まで気温が下がったので、何よりもウェディングドレスの新婦が寒過ぎないことを祈ってましたが、杞憂に終わりました。二人は洗礼名を持つ熱心なクリスチャンで、その彼らが教会で皆に祝福されるというのは本当に似つかわしく、自然で、感銘深いものでした。

持ち寄りの手作り結婚式というのは私にとって初めての経験でしたが、とてもステキで、海の見える教会の庭でのケーキカット、ブーケ投げもなかなかでした。友人の一人がレストランから業務用のエスプレッソマシーンを調達してくるかと思えば、別の友達はケータリング・音響を担当し、友人兼同僚は司会役でばっちり仕切ってくれました。会場の飾り付けから後片付けまで全部参加できて、本当に良かったです。今日のことは一生忘れません。子供たちまで自主的に来賓の誘導係を買って出てくれて、みんなで行ったり来たり、よく働いてくれました。彼らにとっても忘れられない思い出でしょう。

Sさん、月並みですが、いつまでもいつまでもお幸せに。お二人の幸せな瞬間に立ち会えて本当に光栄です。しっかりと見届けましたので、これからも末永く今日の良き日のように心穏やかに、光に包まれた日々をお過ごしください。そして、これからもヨロシクね♪(by みこと)



2002年12月25日 メリークリスマス!

香港はもう植民地でもないのに、12月25日、26日両日はクリスマスの休日です。今日は友人宅で元5つ星ホテルのシェフだったオーストリア人のジョセフが焼いてくれたターキーや、各人の持ち寄りでのクリスマスパーティーでした。ターキーは「プロの仕事とはこういうものか」と、改めて感心させられる素晴らしいでき映え。栗を詰めた部分とモモ肉を巻いた部分と身の部分と、1羽で3通りの美味しさ!2時間かけて作ったというグレビーソースも美味しかった♪

それ以外でもパーティー慣れしたお家なので、相変わらずさり気ないメニューや演出がなんともステキでした!まず、アメリカから取り寄せたクリスマスツリー。いくらでもオーナメントを下げられそうな天井まで届く大きさ。個人的にはクスクスに大感激!これはアフリカのパスタと言ったところで、小麦粉を米粒大にしたものですが、フランス人はこれが大〜好き!私もこの美味しさにパリで目覚めました。

フランス語の学校に行っている時も、「今日の学食の日替わりはクスクスよね♪」なんて、先生までソワソワしていて、そんな日に学食に行くと、とんでもなく混雑しているものでした。どこでも食べられるありふれた物なのに、日本人にとってのカレーのように、みんなの大好物なのです。今日お招きに預かったのは、まさにフランス時代に一緒に机を並べて勉強していた友人宅なので、久し振りに思い出話に花が咲きました。

結局、午後3時から10時まで延々と飲んで、食べて、話して、懐かしい友人にもたくさん会えたとてもステキなクリスマスでした。子供達も7時間遊びまくりで大満足。友人達に心から感謝。さて次は、うちで年末パーティーだぁ!(by みこと)



2002年11月22日 Blue Pool Road

今住んでいるところは香港のブループール・ロードというところで、この道を知った十数年前から密かに憧れていた場所でした。"Blue Pool"という名前のすがしさに加えて、道の両側から大木が張り出して緑のトンネルのようになった場所でもあり、自然の片鱗さえ見つけるのが難しいコンクリートジャングルの中ではホッとする通りでした。

ところが約1年前に引っ越してくるやいなや、証券コード10と101の親子上場企業が道の脇の一角にあった古いお化け屋敷のような洋館を取り壊し始め、どうも再開発を始めたようでした。「ヤな予感〜」と思っていたら、案の上。ある日、会社から戻ると道の片側の木が一本を除いてことごとく切り倒され、刻まれた丸太となって歩道に転がっていました。辺りには生木の匂いがまだ強く立ち込めていたのを覚えています。

これらの木は高台の宅地とは関係のない、道路までの傾斜地の途中に生えていたもので、住宅開発と何ら関係ないはずですが、用地内の不要物として廃屋ともども一緒に処分されたようです。無残な姿を見て胸がつぶされそうでした。自宅から目と鼻の先なので子供たちを連れて行き、「これを良く覚えていて。この木がここまで大きくなるのに何年かかったと思う?」と、話し合ったものです。

景気が悪いせいか取り壊し後しばらくそのままでしたが、今日、通りかかってみると既に建設が始まっているようで、砂利トラックも出入りしています。ふと見上げてみると、切り倒された木の切り株からは新緑の葉がビッシリと生えているではないですか!本当は風邪で病院へ行くところだったのですが、なんだかそれを見たら嬉しくてこっちまで元気な気分になりました。がんばれ!(by みこと)



2002年10月27日 善の七五三記念撮影

バリの爆破テロ事件で重く哀しい2週間を送っていましたが、2週間前にはちょっと早めながら善の七五三をしてきました。3年前の温の時とお揃いの羽織袴です。夫の実家近くのお寺でお参りし、記念撮影。スタジオではカチンコチンに緊張していた善も外に出たら急に元気になり、草履が痛いと言うのでスニーカーを履かせたら、全くいつもの調子で境内を走り回っていました。今年は七五三のお陰もあって、夫がバリに行かなかったのかと思うと、思わず手が合わさる思いです。(by みこと)


2002年10月3日 ネコの時間

緊張感のない猫たちも、天敵タカの一挙手一投足にはいつも注意を払っています。が、最近は次男の善にもおもちゃにされている模様。善もナカナカの芸達者。(by タカ)

 
2002年10月1日 なりきり家族

今日は中国の建国記念日に当たる国慶節の休日。久しぶりに香港島南側のスタンレーへ。早くもハロウィーン用のコスチュームやマスクがいっぱい売られていて、さすがに白人居住率が高い地区だけあるな〜と感心、感心。善がバットマンのスーツを見つけて、猛烈なおねだり攻撃。善用には完全着ぐるみ状態の恐竜コスチュームがあるので買う気は全然なかったのに、「ハロウィーン過ぎたらパジャマになりますよ」というお店の人の非常に現実的なアドバイスが妙にツボで、思わず買ってしまいました。1500円なり。温は学校行事で近くライオン・ダンス(中国風獅子舞)をするので、それ用に学校から指定された"無地の白いTシャツ、黄色いパンツ、赤いサッシュベルト(実はスカーフ)"も見つけてきました。どさくさに私もビーズバックを・・。シルバーファーンと言えば!そうもうコレっきゃありませんね♪(by みこと)

 
2002年9月29日 西蘭家のオアシス、「緑野田原」

「ここって香港?」というような田園風景が広がる、ユンロン(元朗)の「緑野田原」。偶然ここを見つけてかれこれ4年。夏の間は暑いのとプール三昧とでついついご無沙汰だったのですが、秋の訪れとともに久しぶりに行ってきました。何ができるという場所でもないのですが、BBQをしたり動物と戯れたり、と本当にリラックスできます。私はオーナーの陳さんと世間話をしているだけでもかなりなごめます。今日は息子たちとフリスビーをしまくりました(善もかなりカッコがついてきました)。一昨年はここで一坪農園をしていたこともあり、また畑が借りたくなってきた〜。(by みこと)


2002年9月11日 出た!台風シグナル8

待ちに待ったシグナル8!今年初めての台風休み。香港は台風が接近すると警報が1→3→8と3段階で出され、8になると地下鉄以外の交通機関が止まってしまうので学校も仕事もお休みになります。9月11日は今年初めて8が出て私もやっとの思いでタクシーを捉まえて帰宅しました。子供たちも早く学校から帰ってきてみんなが集合したとたん、外は暴風雨圏に突入!普段はけっこう交通量のある西蘭家の前も車の通りがピタリと止まり、風に飛ばされた葉っぱや木の枝が見る見る溜まっていきました。厚〜く雲が垂れ込め、雷もバシバシ鳴り、なかなかイイ感じ♪台風フリークな私は窓からうっとりと外を眺め、子供たちは近所の子供もやってきてドンチャン騒ぎ・・・それぞれの台風デーでした。(by みこと)


2002年8月11日 香港といえば、やっぱりピーク

真ん中に見える建設中のビルは、香港で最も高いビルになる香港セントラルノースイーストタワー 1888年に開通したピークトラム。約115年前にこんなものを造るなんて・・・。 行きつけのピークカフェ。この場所でコーヒー1杯210円はお値打ち。 夫婦ともに食中毒になった元ピークカフェ。そのおかげで長男は予定日より3週間も早く生まれました。 子供たちの好きなプレイグラウンド。

雨上がりでまだ厚い雲があるピーク。聞いたところでは、雲ひとつない日は年に1週間程度しかなく、雲の写らない写真を撮るのは奇跡に近いそうです。
2002年7月19日 猫たちの災難



猫たちの災難。@タカにいじめられる、またはおもちゃにされる、A子供たちにおもちゃにされる、Bアマさんにシャンプーされる。今日の災難はBでした。